【レビュー】IIJmioを2013年から4年半使ってきた私が残念に思った点などを紹介する

比較してわかった!IIJmioとmineoについてQ&A方式で解説します

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格安SIMの会社で最近よくCMで見るのがmineoです。

IIJmioとmineoはたしてサービス内容はどう違うのでしょうか?

本記事では格安SIM会社の「IIJmio」と「mineo」のサービス内容について比較してみます。

IIJmioとmineoで迷っている方の参考になれば幸いです。

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IIJmioと他の格安SIMとの比較はこちら

Q1 料金プランはどう違う?

IIJmioとmineoの料金プランについて大きな違いはプランの多さになります。

IIJmioは月のデータ使用量が3GB、6GB、12GBの3つから選ぶことができます。

しかし、mineoは月のデータが500MB、1GB、3GB、6GB、10GB、20GB、30GBの7つから選ぶことができます。

月に使うデータ量が3GBより少ない場合はmineoのほうが安くなります。

また、月に6GB以上使う方はdocomo回線の場合はIIJmioのほうが安くなります。

では、IIJmioとmineoの料金について詳細を見てみましょう。

1.IIJmio

IIJmioはdocomo回線のタイプD、au回線のタイプAより選択することができます。

月に使用するデータ量さえ把握できれば、プランは3種類なので非常に選びやすいです。

IIJmioの料金プランは以下となっております。

(スマートフォンの方は左にスクロールすると表の項目を見ることが出来ます。)

データ通信専用SIM
(タイプD)
SMS機能付きSIM
(タイプD)
SMS機能付きSIM
(タイプA)
音声通話機能付きSIM
(タイプD,タイプA)
ミニマムスタートプラン
(データ量:3GB)
900円 1,040円 900円 1,600円
ライトスタートプラン
(データ量:6GB)
1,520円 1,660円 1,520円 2,220円
ファミリーシェアプラン
(データ量:12GB)
2,560円 2,700円 2,560円 3,260円

2.mineo

mineoについてもdocomo回線、au回線の両方を使うことができます。

月に使えるデータ量によって細かくプランが分かれているのが特徴です。

mineoの料金プランは以下となっております。

(スマートフォンの方は左にスクロールすると表の項目を見ることが出来ます。)

データ量 シングルタイプ
(データ通信のみ)
シングルタイプ(データ+SMS)
(docomo回線)
シングルタイプ(データ+SMS)
(au回線)
デュアルタイプ(音声機能付き)
(docomo回線)
デュアルタイプ(音声機能付き)
(au回線)
500MB 700円 820円 700円 1,400円 1,310円
1GB 800円 920円 800円 1,500円 1,410円
3GB 900円 1020円 900円 1,600円 1,510円
6GB 1,580円 1,700円 1,580円 2,280円 2,190円
10GB 2,520円 2,640円 2,520円 3,220円 3,130円
20GB 3,980円 4,100円 3,980円 4,680円 4,590円
30GB 5,900円 6,020円 5,900円 6,600円 6,510円

Q2 端末とSIMのセット販売はある?

IIJmioとmineoの両方で端末とSIMのセット販売をしております。

IIJmioについては月額料金、端末代金が含まれたプランがありますが、mineoは月額料金+端末料金となります。

それでは各サービスの料金プランを見ていきましょう。

1.IIJmio

IIJmioの端末とSIMのセット販売は「コミコミセット」と呼ばれております。

欲しい機種によって月額費用が変わってきます。

コミコミセットの料金は以下の3つが含まれた形となります。

  1. 端末料金
  2. ミニマムスタートプラン(データ量3GB/月)の月額料金
  3. 1回につき3分まで話し放題のかけ放題プラン

契約期間により、月額費用が変化します。

24ヶ月目以降は「2,200円」に落ち着きます。

また、24ヶ月目以降においても使えるデータ量が減ったりすることはありません。

各モデルの料金体系は以下の通りとなります。
(スマートフォンの方は左にスクロールすると表の項目を見ることが出来ます。)

利用開始月の翌月から12ヶ月間 13~23ヶ月目 24ヶ月目以降
かんたん入門モデル 1,880円 2,880円 2,200円
標準モデル 2,480円 3,480円 2,200円
高機能モデル 2,980円 3,980円 2,200円

※利用開始月は購入した端末により費用が異なります。
※利用開始月は、ミニマムスタートプランと音声通話機能付きSIMの月額料金1,600円のみ日割りとなり、端末費用と通話定額オプション費用は日割りになりません。

2.mineo

mineoでは通常の月額料金に購入した端末の代金が上乗せされる形になります。

例えばiphone7をmineoから分割購入した場合、月額料金に端末代金である「3,250円」が上乗せされます。

もし、3GBプランを契約した場合は月額料金の1,600円と端末代金の3,250円を足して月に「4,850円」支払う必要があります。

Q3 通信速度はどう?

お昼どきや夕方など遅くなる時間帯に関しては動画などデータ量の多いものを見るのが厳しいですが、ブログを見たりTwitterをする分には問題なく使うことができます。

Q4 契約の縛りはある?違約金はかかる?

IIJmioについては音声通話付きのSIMであれば違約金が発生します。

しかし、mineoについてはMNPを除いた場合いつ解約しても違約金はかかりません。

では、それぞれの違約金について見てみましょう。

1.IIJmio

IIJmioは音声機能付きSIMの解約時に違約金が発生します。

また、違約金は契約月数で変化します。

実際に発生する違約金は以下の通りです。

1ヶ月目に解約した場合 12,000円
2ヶ月目に解約した場合 11,000円
3ヶ月目に解約した場合 10,000円
4ヶ月目に解約した場合 9,000円
5ヶ月目に解約した場合 8,000円
6ヶ月目に解約した場合 7,000円
7ヶ月目に解約した場合 6,000円
8ヶ月目に解約した場合 5,000円
9ヶ月目に解約した場合 4,000円
10ヶ月目に解約した場合 3,000円
11ヶ月目に解約した場合 2,000円
12ヶ月目に解約した場合 1,000円
13ヶ月目に解約した場合 0円

13ヵ月目以降であればいつ解約しても違約金は発生しません。

2.mineo

mineoはMNP以外であればいつ解約しても違約金は発生しません。

しかし、利用開始の翌月から12ヵ月以内に他社へMNPすると、「11,500円」と高額の違約金がかかります。

また、利用開始の翌月から13ヵ月目以降に他社へMNPすると、「2,000円」の違約金がかかります。

mineoからMNPをするときは高額な違約金に注意しましょう。

Q5 データ量のシェアはできる?

IIJmio、mineoともにデータ量のシェアをすることが可能です。

ただ、両社ともデータ量をシェアするためのサービス内容が異なります。

それでは詳細について見ていきましょう。

1.IIJmio

IIJmioデータ量のシェアをするためには同じ名義で複数のSIMを契約する必要があります。

例えば、家族が夫婦二人の場合、夫名義でミニマムスタートプランのSIMを2つ契約します。

ミニマムスタートプランは月に3GBのデータ量が使えますので、3GBを夫婦で分け合う形になります。

ミニマムスタートプランを分け合う場合の料金ですが、データ通信専用SIMで1,300円となり、一人当たり月650円となります。

2.mineo

mineoでデータ量をシェアする仕組みが二つあります。

まず一つ目が「フリータンク」です。

mineoではフリータンクと呼ばれる、mineoユーザで共有できるタンクに余ったデータ量を寄付することができます。

また、もう少しデータを使いたいけど足りない場合はフリータンクから引き出すことができます。

mineoユーザの善意で成り立っているサービスとなります。

二つ目が「パケットシェア」です。

家族や友達でグループを作り、余ったデータ量をグループ内で共有して使うサービスとなります。

例えば、友人Aと友人Bが100MBずつデータ量が余ったとします。

すると翌月に余った200MBをグループ内でシェアすることができます。

Q6 データを大量に使えるオプションはある?

月に大量のデータ量を使いたいけどオプションはあるか気になっていあるあなた。

IIJmioの場合はデータオプションというものがあります。

データオプションで増やせるデータ量、月額料金は以下の通りです。

(スマートフォンの方は左にスクロールすると表の項目を見ることが出来ます。)

オプション名 増やせるデータ量 月額料金
データオプション20GB 20GB 3,100円
データオプション30GB 30GB 5,000円

一方mineoですが、大容量のデータ量を使いたい場合は20GB、30GBのプランから選ぶことになります。

Q7 つながりやすさは違う?

IIJmio、mineoではdocomo回線とau回線を使うことができます。

docomo回線、au回線ともに99%以上の人口カバー率であるため、つながりやすさに関しては大きな差はありません。

Q8 サポートの充実度は?

IIJmioとmineoではサポートの対応時間やサポート内容について違いがあります。

ではどのように違うのか見てみましょう。

1. IIJmio

IIJmioでは以下の方法でサポートを実施しております。

  1. チャット(9:00-19:00)
  2. 電話(9:00-19:00)
  3. Webフォーム
  4. Twitter

 

チャットと電話受付ですが、終了が19:00なので平日仕事終わりで使うには少し厳しいところがあります。

また、mineoにはないTwitterでサポートをしているという点があります。

TwitterのIIJmioアカウントに質問すると、回答してくれるといったサービスがあります。

Twitterであればいつでも気楽に質問しやすいですね。

2.mineo

UQモバイルでは以下の方法でサポートを実施しております。

  1. チャット(9:00-21:00)
  2. 電話(9:00-21:00)
  3. Webフォーム
  4. マイネ王(コミュニティサイト)

IIJmioのようにTwitterはないのですが、チャット、電話のサポートがそれぞれ21時までとなっており仕事で遅くなったとしても問合せしやすくなっております。

また、mineoにはコミュニティサイトである「マイネ王」というものがあり、Q&A形式の掲示板に質問を投稿することができます。

質問を投稿するとmineoの先輩たちからより自分に近い形でアドバイスをもらうことができます。

Q9 通信制限はある?

IIJmio、mineoともに月のデータ使用量を超えるデータ量を使った場合に通信制限されます。

例えば、月に使えるデータ量が3GBの場合、3GBを超えるデータ量の通信には200kbpsの速度に通信が制限されます。

また、データ量を超えること以外にも通信制限される場合があります。

それでは詳細について見てみましょう。

1.IIJmio

IIJmioではタイプD(docomo回線)、タイプA(au回線)で通信制限される条件が異なります。

通信制限の詳細は以下の通りです。

・タイプDの場合

最大200kbps(低速モード)の通信が3日間で366MBを超えた場合、4日目に制限される。

※高速モード時の通信制限はありません。

・タイプAの場合

直近3日間の通信量が6GBを超えた場合

2.mineo

以下の時間帯において、動画サービス(youtube)を見る際に通信速度が遅くなる可能性があります。

また、Webページにある画像の画質が落ちる場合があります。

・対象時間帯
平日7:30~8:30、12:00~13:00、18:00~19:00

詳細は以下のページをご覧ください。

・【A・D・AP・DP】混雑時における通信サービス品質確保の取り組みについて
http://support.mineo.jp/news/685/

Q10 申し込んでからサービスが使えるまで

IIJmioについては申し込み後、最短で3-4日後に使えるようになります。

また、mineoですが最短で7日後に使えるようになります。

まとめ

IIJmioとmineoのサービス内容について比較してきました。

IIJmioの利点をまとめると以下の通りとなります。

  1. 料金がシンプルでわかりやすい
  2. 月額料金+端末代金+3分かけ放題のコミコミセットがある
  3. 大容量オプション、データシェアが可能

一方mineoですが以下の利点があります。

  1. 料金プランが豊富
  2. iPhoneを買うことができる
  3. マイネ王などサポートが充実している
  4. データシェアの仕組みが複数ある
  5. MNP以外の解約であれば違約金がかからない

新しい端末とセットで契約したい、料金プランがわかりやすいほうがよければIIJmioが向いています。

また、月に使うデータ量に応じて細かいプランから選びたい、サポートが充実している方がよければmineoが向いています。

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